プードル (ミニチュア)


プードル (ミニチュア)
犬名: プードル (ミニチュア)
写真:世界のプードル (ミニチュア)の写真
英語表記:Miniature Poodle
別名:Caniche
原産国:ドイツ、フランス、ロシア
AKC:ノンスポーティンググループ
JKC:9G 愛玩犬
平均寿命(年):12〜15
サイズ:小型
オス高さ:(cm)28〜35
オス体重:(kg)6.8〜7.7
メス高さ:(cm)28〜35
メス体重:(kg)6.8〜7.7
色:黒、白、ブルー、グレイ、シルバー、ブラウン、カフェオレ、アプリコット、クリーム。などの単色。
【歴史】
プードルは、かなり古い歴史のある犬種のようですが起源は、はっきりわかっていません。最初に描かれた絵は1454年頃なのでその以前にはいたと思われます。起源国も明確にはされていませんがロシアかイベリアで起こったという専門家もいます。Federation Cynologique Internationale(FCI)では起源国はフランスとしています。しかしプードルは初期のドイツのウォーターレトリーバーの血を引いていて、英単語「Poodle(プードル)」は 、ドイツの単語"Pudel"(水の中で遊ぶ者、水の中で水しぶきを上げる者のような意味)からきていると言われているため起源国はドイツとする意見が一般的なようです。プードルには、スタンダードプードル、ミニチュアプードル、トイプードルと3つの種類がありますがスタンダードプードルが一番古く、それを小さくしていったのがミニチュアプードル、トイプードルになります。プードルには独特のカットスタイルがありますが(下記トリミング参照)プードルは泳ぎが得意で、水鳥猟におけるレトリバー(回収犬)として使われていたため、その泳ぎを助けるためにハンターが考え出したスタイルです。作業服みたいなものですね。プードルに関係していると思われる犬種は、アイリッシュ・ウォーター・スパニエル、ポーティギース・ウォーター・ドッグ、バーベットがあげられます。
【特徴】
一般外観:よく均整の取れた体型(横から見ると正方形に収まる)で、他の犬種にはない独特のヘアーカットをします。
目:楕円形で黒。丸い目、大きすぎる目は欠点になります。コートの色がブラウン(茶系)カフェオレの目は濃い琥珀色。アプリコット(あんず色=黄赤色)は琥珀色
鼻:基本的には黒ですが、ブラウン、カフェオレはレバー色(茶系)
耳:長く、幅も広く、垂れています。付け根は目のラインより少し下にあります。フリンジ(房毛)は長すぎないことが大事です。
頭・鼻口部:長く直線的です。
歯:シザースバイト
尾:一般的には短く切断されますが、ヨーロッパでは尾を短く切断することは違法になっています。かなり前は、ウサギの尾のように短く残しましたが現在ではほとんど見られません。切断するにしても、以前より長く、約1/2ほど残すようになっています。尾の毛はポンポンを残したり、全体を同じ長さに残すなどカットスタイルにより、変わってきます。でん部の高い位置にセットされ、立っています。
コート(毛):カールしたコートです。
デュークロウ(狼爪):
【性格】
行動的で、知的。上品で荘厳で気立てが良く訓練も難しくありません。しかし中には敏感・神経質な系統もあるので飼う時には注意が必要です。
【その他】
トリミング:専門的な技術と知識が必要です。ショー用に、3つの代表的なカットの仕方がありこの3種類のカットしか認められていません。
1.ペットクリップ(パピークリップ)12ヶ月未満のプードル用
2.
イングリッシュ・サドルクリップ
3.コンチネンタル・クリップ
抜け毛:換毛期(抜け毛の時期)はなく、あまり抜け毛はありません。
吠えること:好きです
フランス語では、プードルのことを「カニシェ(caniche)」といいますが、以前はカモ猟に使われていたレトリーバーだったためシャン・カナール(chien=犬、 canard=カモ)→「カモ犬」と呼ばれていた名残だと思われます。
ミニチュアプードルはスタンダードプードル、トイプードルは、大きさ以外は同じスタンダード(規格)で評価されます。ショーでのポイントは
  • 全体的な様子、気質、運搬、および状態…30
  • ヘッド、表現、耳、目、および歯……。20
  • ボディー、首、脚、足、およびテール…20
  • 足つき……。20
  • コート、色、および毛質……。10
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